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初夏〜夏期、時に春に流行する子供の「夏かぜ」の一種です。
38〜40 ℃の発熱,咽頭痛で始まり、周囲の赤い小水が軟口蓋部と咽頭に生じ、破れて小潰瘍を形成します。発熱期間は平均3日。下熱後にも口腔内に小潰瘍を生じ、痛みを強く訴えることが多い病気です。
コクサッキーAウイルスによる咽頭の感染症です。ウイルスの(糞便などへの)排泄は発症後7日間以上の長期に及びます。
潜伏期間は約3日で、4歳以下の乳幼児に多発します。稀な型が流行した場合は罹患年齢が広がりますが、成人発症は極めて稀です。
ウイルス感染症でもあり、特効薬はありません。痛みが強いあいだは食欲も低下することが多く、この期間の水分補給が重要になります。発熱が原因で食欲が低下するのならば、解熱薬を使用します。乳児でも脱水症をおこしそうなほど水分が不足すれば、痛みにもかかわらず摂水することが多く、ヘルパンギーナで入院加療が必要なことは極めて稀です。
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