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アデノウイルス感染です。咽頭結膜熱ですが、プールを通して感染することが多 く、プール熱とも言われます。 アデノウイルスの3型が多いですが、1、4、7、14型もあります。
潜伏期は5から7日ですが、主に飛沫感染と言われています。しかし、経結膜や経口的感染もあると考えられています。しかし夏場、特にプールを介して流行すること
が多くプール熱と言われています。ただ単に水をとおして、というより、一緒に行ってるウイルスをもった人のプール
サイドでの唾などからの飛沫感染でないかということもあるし、あるいは、水の中に
ウイルスをもった人のウイルスが飛散されるから・・とかいろいろな説がありますが、ただ予防は水泳前後のシャワーや、流行時には手足の消毒、特に指の消毒、うがいで
しょう。ウイルスは患者さんの咽頭から約2週間、糞便から数週間排泄されて感染源になる可能性があります。学童や幼児に夏に多い疾患です。
1)発熱をもって発症、頭痛、倦怠感、食欲不振、全身倦怠感
2)咽頭の激しい痛みと食思不振
3)結膜炎に伴う結膜充血、目の痛み、まぶしい、流涙(眼の症状は主に片方から始まり、その後他方に出現します)
4)頚部リンパ節の腫脹 などの特徴があります。
3から5日(長い子で1週間ほど)持続した後治癒していきます。
治療は対症療法のみです。なお通学、プールへの許可は臨床症状によるところが多いとされています。つまり原則では主症状の3つが消えるまでは通園禁止とされていますがなかなか一定しません。
また流行したときにはプールの使用を禁止、患者隔離が原則とされていますが
なかなか一定しないところです。
診断は上記の症状からのほかに、確定診断として、ウイルス分離もあります。アデノウイルスを咽頭拭い液、結膜から分離する。(アデノウイルス迅速キットもでています)あるいは血清からウイルス抗原を検出。あるいは急性期と回復期のペア血清からの抗体上昇などで決定されます。
特効薬もワクチンもなく、対症療法です。アデノウイルス7型感染を除けば予後良 好です。眼症状が強い場合は眼科的治療が主になります。
アデノウイルス7型感染では血清LDHの高値があり、また重症肺炎血球貪食症 候群などを起こす場合もあり全身管理が必要な場合もあります。
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